お久しぶりです。はなまるです
足回りリフレッシュの前作業としてブレーキホースを交換します。
純正より50ミリ長いものになります。
メルカリで2000円で購入
メルカリヘビーユーザーはなまるです。
ブレーキフルード・ワンウェイバルブ・銅ワッシャーはモノタロウで購入
今回使用した道具
- ニッパー(クリップ外し)
- ロッキングプライヤー(ブレーキホースを挟む)
- 8・10ミリメガネレンチ(エア抜き)
- 12・14メガネレンチ(ブレーキホース外し)
- 10ミリフレアナットレンチ(ブレーキホース外し)
- 10ミリコンビネーションレンチ(ブレーキホース取付)
- プラスチックハンマー(クリップ外し)
- ワンウェイバルブ(エア抜き工具)
- 19ミリ十字レンチ(タイヤ脱着)
- パンタジャッキ(タイヤ脱着)
- ウマ(タイヤ脱着)
- ラスペネ(ボルト潤滑)
- ニトリル手袋(手の保護)
- キムワイプ(清掃)
- ペットボトル(フルード排出容器)
- パーツクリーナー(清掃)
作業時間は3時間ほど
前の日にボルトにラスペネを吹いておきました。
そこまで難しい作業ではありませんが
ブレーキという最重要保安部品を触るので
すべて自己責任で。
また筆者は素人のため間違った作業もあります
参考程度に留めておいてください。
まずはジャッキアップ
ジムニーのブレーキホースは3本で
リアは運転席側にあります
そしてエア抜きは助手席側でやります。
まず十字レンチでタイヤを外し
ウマをフレームに掛けておきます。
タイヤ外したらブレーキホースラインの確認
①の下流側から外します。
ここはフレア接続で素材が真鍮のため非常になめやすいですので
10ミリのフレアレンチで緩めます。
接続を少し緩めたら
ホースを固定しているクリップをペンチで外します。
②の上流側も同時にやっておきます
手袋で手の保護を忘れずに
ナットを緩めていくとフルードが出てきて焦りますが
落ち着いてやります。
ロッキングプライヤーを挟めばフルードが
延々と出てくるを防げます。
ホース交換前提の荒業です。
①の下流側を完全に取り外して
新しいブレーキホースを取り付けます。
外した時の締め付けトルクより気持ち強めに締めます。
②の上流側を外します。
ここからはフルードがいっぱい垂れますが
焦らず正確に新しいブレーキホースを取り付けます。
ナットの締め付けが終わったら
外したクリップをもとに戻します。
ここは固いのでプラスチックハンマーでしばきます。
フルードが付着したところは塗装が剥げるので
水やパーツクリーナーで落としておきます。
エア抜きは最後にまとめてやるので
次はフロントの助手席側をやります。
基本は先ほどと同じ作業ですが
ナットを緩める前に②の上流側のナットの位置を確認します
ボンネットを開けて覗くとこんな感じ
奥まった位置にあり作業がやりづらいので
冷却水タンクを上に引き抜いて外しておきます。
タンクを外すと作業しやすくなります。
そのままでも作業できるかもしれませんが
ここはフルードが垂れまくるので外すのがいいでしょうね。
次に①の下流側ブレーキキャリパーのボルトを緩めます。
14ミリのメガネレンチを使います。
緩めたらまたホースをロッキングプライヤーで挟んでおきます。
ここは銅ワッシャーが使われています。
再利用すると漏れの原因になるので
新品を使います。
フロント左右で4枚使用します。
同じサイズのものがモノタロウで買えます。
こんな感じでセットしボルトを締めます。
写真はボルト入れている向きが反対です。
これだとホースがタイヤ側に出てしまいます(一敗)
②の上流側は焦りすぎて写真撮ってられませんでした。
ボンネット内からレンチで締めこむので
新しいブレーキホースをタイヤハウス側から
うまく差し込んでからクリップを刺して固定しておくと
供回りせずナットを締め付けれると思います。
早回しのために10ミリのスパナを使いました。
本締めは10ミリフレアナットレンチで
取付完了
取付が終わったら早めにタイヤハウスと洗います。
ボンネット内はパーツクリーナーでやりました。
最後はフロント運転席側です
今までの中では一番簡単なので省略
ブレーキホースにゆとりができていますね。
さて
いよいよエア抜きです。
リアの助手席側からやります。
タイヤ外さなくてもできます
リアは8ミリのメガネレンチで緩めます。
ワンウェイバルブを繋いで
ペットボトルに差し込みます
ホースは抜けやすいのでインシュロックなどで締め上げましょう
エアは上に上るのでペットボトルはなるべく高く設置
ブレーキフルードを補充しながら
ブレーキを踏んでエア抜きします
ブリーダーバルブを緩めすぎると
エアを吸ってしまうのでほどよい緩め加減で。
フロントはハンドルを切っておくとアクセスしやすくなります
フロントのブリーダーバルブは10ミリ
最後に運転席側をやります。
窓とドア開けて直接見えます。
けっこう念入りにやっときました。
テスト走行
締め忘れがないか
車両を一周回って確認します。
タイヤを取り付けたら敷地内でブレーキテストします。
マジで怖かったですがブレーキ効きました。
とりあえず大丈夫そうなので
公道で試験走行。
これも大丈夫でした。
ほんと生きた心地がしませんでしたよ。
そして次の日になったらフルードが漏れていないか確認しておきました。
次回はいよいよショックアブソーバーとスプリングを交換します!