お久しぶりです。はなまるです
足回りリフレッシュの前作業としてブレーキホースを交換します。
純正より50ミリ長いものになります。
メルカリで2000円で購入
メルカリヘビーユーザーはなまるです。
![用意したもの](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_133002-rotated.jpg)
ブレーキフルード・ワンウェイバルブ・銅ワッシャーはモノタロウで購入
今回使用した道具
![使用した工具](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211030_111422.jpg)
![ジャッキとウマ](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211031_134158.jpg)
- ニッパー(クリップ外し)
- ロッキングプライヤー(ブレーキホースを挟む)
- 8・10ミリメガネレンチ(エア抜き)
- 12・14メガネレンチ(ブレーキホース外し)
- 10ミリフレアナットレンチ(ブレーキホース外し)
- 10ミリコンビネーションレンチ(ブレーキホース取付)
- プラスチックハンマー(クリップ外し)
- ワンウェイバルブ(エア抜き工具)
- 19ミリ十字レンチ(タイヤ脱着)
- パンタジャッキ(タイヤ脱着)
- ウマ(タイヤ脱着)
- ラスペネ(ボルト潤滑)
- ニトリル手袋(手の保護)
- キムワイプ(清掃)
- ペットボトル(フルード排出容器)
- パーツクリーナー(清掃)
作業時間は3時間ほど
前の日にボルトにラスペネを吹いておきました。
そこまで難しい作業ではありませんが
ブレーキという最重要保安部品を触るので
すべて自己責任で。
また筆者は素人のため間違った作業もあります
参考程度に留めておいてください。
まずはジャッキアップ
![タイヤを外す](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_122515-1.jpg)
ジムニーのブレーキホースは3本で
リアは運転席側にあります
そしてエア抜きは助手席側でやります。
まず十字レンチでタイヤを外し
ウマをフレームに掛けておきます。
タイヤ外したらブレーキホースラインの確認
![ホースのライン](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_132501-1.jpg)
①の下流側から外します。
ここはフレア接続で素材が真鍮のため非常になめやすいですので
10ミリのフレアレンチで緩めます。
接続を少し緩めたら
ホースを固定しているクリップをペンチで外します。
![クリップの位置](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_132645.jpg)
②の上流側も同時にやっておきます
手袋で手の保護を忘れずに
![ナットのアップ](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_132517.jpg)
ナットを緩めていくとフルードが出てきて焦りますが
落ち着いてやります。
![レンチで緩める](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_133409.jpg)
ロッキングプライヤーを挟めばフルードが
延々と出てくるを防げます。
ホース交換前提の荒業です。
![ホースを摘まんで止める](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_133717.jpg)
①の下流側を完全に取り外して
新しいブレーキホースを取り付けます。
外した時の締め付けトルクより気持ち強めに締めます。
![外れたところ](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_134423-1.jpg)
![新旧比較](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_134924.jpg)
②の上流側を外します。
ここからはフルードがいっぱい垂れますが
焦らず正確に新しいブレーキホースを取り付けます。
![緩める作業](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_135045.jpg)
![新しいホースを取り付け](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_135732.jpg)
ナットの締め付けが終わったら
外したクリップをもとに戻します。
ここは固いのでプラスチックハンマーでしばきます。
フルードが付着したところは塗装が剥げるので
水やパーツクリーナーで落としておきます。
![水であらいながしているところ](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_140408.jpg)
エア抜きは最後にまとめてやるので
次はフロントの助手席側をやります。
![ホースの位置を確認](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_143211.jpg)
基本は先ほどと同じ作業ですが
ナットを緩める前に②の上流側のナットの位置を確認します
ボンネットを開けて覗くとこんな感じ
![ボンネット上から](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_142245.jpg)
奥まった位置にあり作業がやりづらいので
冷却水タンクを上に引き抜いて外しておきます。
![ナットが見えるように](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_142844.jpg)
タンクを外すと作業しやすくなります。
そのままでも作業できるかもしれませんが
ここはフルードが垂れまくるので外すのがいいでしょうね。
次に①の下流側ブレーキキャリパーのボルトを緩めます。
14ミリのメガネレンチを使います。
![工具で緩める](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_143322.jpg)
緩めたらまたホースをロッキングプライヤーで挟んでおきます。
![プライヤーで挟む](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_145330.jpg)
ここは銅ワッシャーが使われています。
再利用すると漏れの原因になるので
新品を使います。
フロント左右で4枚使用します。
同じサイズのものがモノタロウで買えます。
![ワッシャーの写真](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_144624.jpg)
こんな感じでセットしボルトを締めます。
写真はボルト入れている向きが反対です。
これだとホースがタイヤ側に出てしまいます(一敗)
![仮組した写真](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_144841.jpg)
②の上流側は焦りすぎて写真撮ってられませんでした。
ボンネット内からレンチで締めこむので
新しいブレーキホースをタイヤハウス側から
うまく差し込んでからクリップを刺して固定しておくと
供回りせずナットを締め付けれると思います。
早回しのために10ミリのスパナを使いました。
本締めは10ミリフレアナットレンチで
![ボンネット内の写真](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_142844-1.jpg)
![タイヤハウス側の写真](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_143245.jpg)
取付完了
![取り付け終わった写真](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_153330.jpg)
取付が終わったら早めにタイヤハウスと洗います。
ボンネット内はパーツクリーナーでやりました。
![清掃している写真](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_153421.jpg)
最後はフロント運転席側です
今までの中では一番簡単なので省略
![ラインの確認](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_155348.jpg)
![取り付け完了の写真](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_161038.jpg)
ブレーキホースにゆとりができていますね。
さて
いよいよエア抜きです。
リアの助手席側からやります。
![ブリーダーバルブの写真](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_161632.jpg)
タイヤ外さなくてもできます
リアは8ミリのメガネレンチで緩めます。
ワンウェイバルブを繋いで
ペットボトルに差し込みます
ホースは抜けやすいのでインシュロックなどで締め上げましょう
![エア抜きセット](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_162051.jpg)
エアは上に上るのでペットボトルはなるべく高く設置
ブレーキフルードを補充しながら
ブレーキを踏んでエア抜きします
![ブレーキフルードを足している写真](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_162206.jpg)
ブリーダーバルブを緩めすぎると
エアを吸ってしまうのでほどよい緩め加減で。
![エア抜き作業の写真](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_164431.jpg)
フロントはハンドルを切っておくとアクセスしやすくなります
フロントのブリーダーバルブは10ミリ
最後に運転席側をやります。
![エア抜き作業中の写真](https://m870hanamaru.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211029_170524.jpg)
窓とドア開けて直接見えます。
けっこう念入りにやっときました。
テスト走行
締め忘れがないか
車両を一周回って確認します。
タイヤを取り付けたら敷地内でブレーキテストします。
マジで怖かったですがブレーキ効きました。
とりあえず大丈夫そうなので
公道で試験走行。
これも大丈夫でした。
ほんと生きた心地がしませんでしたよ。
そして次の日になったらフルードが漏れていないか確認しておきました。
次回はいよいよショックアブソーバーとスプリングを交換します!