ジムニー(JB23)

【ジムニー】JB64&74 現行ジムニーの純正足回り流用 フロント編

2021年11月7日

はなまる

本来は完全インドア派の筆者が地元山梨で趣味のアウトドアを楽しみながらジビエ料理店の開店を目指しています。カメ五郎氏に影響を受け2020年に銃とわなの狩猟免許を取得した新人ハンター。サイト名にもなっている「はなまる」はレミントン社のショットガンであるM870をもじったもの

お久しぶりです。はなまるです。

前回はリアのショックアブソーバーとスプリングを交換しました

https://m870hanamaru.com/jb23-asimawarikoukann-ria

今回はフロント編です。

素人作業なので間違った作業をしているはずなので

参考程度に留めておいてください。

使用した工具

今回の記事はリア交換ですが

写真の工具は前後交換で使用したものを記載しています。

  • コンビネーションレンチ10ミリ・14ミリ
  • メガネレンチ101217
  • モンキーレンチ
  • プラスチックハンマー
  • ラチェットレンチ17ミリソケット
  • ロッキングプライヤー
  • スプリングコンプレッサー
  • 十字レンチ
  • パンタジャッキ
  • ウマ

スタビライザーを外す

スタビをまず外します。

前に交換したウレタンブッシュはいい感じに馴染んでいますね

https://m870hanamaru.com/jb23-sutabi-bussukoukan

ここは14ミリです。

スタビライザーの写真

反対側も同じように外しておきます。

外した写真

次にABSセンサーの固定を外します。

左右とも10ミリのボルト

ボルトの位置の写真

次にショックアブソーバー下部のボルトを緩めます。

17ミリ

ボルトの位置の写真

続いて上部も緩めますが

通常はダブルナットで14ミリらしいのですが

筆者の車両はなぜか14ミリではないようです

ボルトの位置の写真
しかも固い

数日前にラスペネを吹いておいたのですがナットが固い。

しかもショックアブソーバーのカバーが無限に空回りするので

ここでかなり苦戦しました

考えた結果ロッキングプライヤーをカバーに挟み解決

カバーは当然凹みました

工具を使っている写真

上部のナットもなぜか手持ちの工具に適合せず(インチ?)

モンキーレンチで緩めました。謎

通常の純正であればこんな苦労はしないと思います。

ナットギリギリ外せました…

潰れたナットの写真
ナメかけてる

ジャッキを掛ける

デフ玉中央付近でジャッキアップするといい感じ

スプリングを抜くためにはホーシングを下げるので

ウマはフレームに掛けます。

両側ともショックアブソーバーの下部を外してあると

ホーシングが下げれるようになります。

純正のブレーキホースは要注意!

筆者の車両はロングブレーキホースに交換してあるので

このまま作業できますが

純正のブレーキホースだと長さが足りなくてホースが千切れます。

その場合はキャリパーを外す作業が必要になります。

同じ作業しているブログがたくさんあるのでそちらを参考にしてください

外している写真

準備ができたら

ホーシングのデフ玉に掛けてあるジャッキを少しづつ下ろしていきます。

引っ掛かりがないか確認しながらゆっくり下げます。

ここで問題発生

筆者の車両はすでにスズキスポーツのサスペンションが入っています。

これは純正スプリングより少し長いので

目いっぱいホーシングを下げてもスプリングが外れませんでした。

困った。

このスプリングを外すにはスプリングコンプレッサーという

道具が必要っぽい。

荷物締めのヒモなんかで代用もできますが

ミスった時が怖い。

同級生の友達に電話すると

持っているとのことなので

急ぎ取りに行きます。助かった

スプリングコンプレッサーの写真
スプリングコンプレッサー

借りた工具でなんとかスプリング縮めて外せました。

純正のスプリングであればこの苦労はないはず。

縮めたスプリングの写真

外した部品を観察

新旧比較写真

現行ジムニーのスプリング下部にはカバーが装着されていますね

スプリングの長さは新旧ともに同じくらいです(目測)

ノーマルのスプリングからJB64・JB74スプリングに変えると

フロントは2センチほど上がるそう。

そしてリアは変化なしとのこと。

お手軽リフトアップですねー。

筆者のジムニーはスズキスポーツのサスペンションだったので

車高の変化はまったくありませんでした。

次はショックアブソーバー見てみます。

新旧比較の写真

長さが違うのは新しいほうは押し込んでも戻る仕様で

旧は戻らない仕様だからです。

ちなみに運転席側のショックアブソーバーは完全にタヒんでいました。

揺れが大きかったのはコイツせいでした。

新しいパーツを取り付ける

行けるところまでホーシングを下げるとこんな感じ

部品がなにもない状態の写真

さっき外した逆の手順で組み込んでいきます

まずはスプリングから。

スプリングの下部は段差のところで合わせます。

スプリングの固定位置の写真

次にショックアブソーバー上部を仮付けします

ショックアブソーバー上部の写真

下ろしていたホーシングをジャッキで上げていき、下部も仮付け。

うまく高さを合わせないと長いボルトがはいってくれませんでした。

同時にスプリングの上部もうまく段差にハマっているか確認しましょう。

ショックアブソーバー上部の写真

上部のナットはこのぐらいの締め込みにしました

ほんとはトルク管理が必要ですよ!

締めた状態の写真

完成!

暗くなっていたので次の日の写真になります

ジャッキアップを下ろして

1Gの状態でボルトを本締めします(重要)

外したABSセンサーも固定しなおします。

ハンドルを切っておくと各ボルトにアクセスしやすいです。

引きの写真

車両を一周し、締め忘れがないか確認します。

手でゆすってみても問題なさそうなので

試走に行くことにします

筆者は山梨県に住んでいるので

15分も走ればオフロードに行けます

盆地を写した写真
盆地を見下ろす図

かなり良くなりました!

揺れの収まるスピードが段違いで

足が硬くなったのを感じます。

走りやすい!

未舗装の道路

4000円でこの結果はコスパ良すぎ。

調子に乗って行けるところまで行ってみました

行き止まり

恐怖を感じるトイレです

開ける勇気は出なかった…

古いトイレ

狭いですが面白そうな道も

獣も利用しているでしょうね

林道の写真

下山した後はボルトの緩みを確認するため増し締めしました

面倒でも走った後はこの作業は必ずしましょう!

ボルトよしっ!(指差し呼称)

総評

かなりオススメできるカスタムです

部品も安いですし。

今回はスプリングも一緒に交換しましたが

そうそうヘタるものでもないので

ショックアブソーバーの交換のみでもいいと思います

作業もより簡単になりますしね。

ですがDIYでやる人は自己責任で

トルク管理もしっかりやるべきです。

作業から1年以上経過

まったく問題はないです。

車検も無事に通過しました!

-ジムニー(JB23)
-,