ジムニー(JB23)

【ジムニー】JB64&74 現行ジムニーの純正足回り流用 リア編

2021年11月6日

はなまる

本来は完全インドア派の筆者が地元山梨で趣味のアウトドアを楽しみながらジビエ料理店の開店を目指しています。カメ五郎氏に影響を受け2020年に銃とわなの狩猟免許を取得した新人ハンター。サイト名にもなっている「はなまる」はレミントン社のショットガンであるM870をもじったもの

お久しぶりです。はなまるです。

前回ブレーキホースの延長をやりました

https://m870hanamaru.com/jb23-bure-kiho-sukoukann

筆者のJB23は初期型でかなりの年数が経っており

前々から足回りの取り換えを検討していました。

そんな中ネットを見ていると

現行のジムニーの足回りが無加工で取り付けできるとの情報を入手しました

さっそくヤフオクを探してみます。

おお!たくさんあります!

みんな新車でリフトアップしたりするみたいで

数千円で新品同様の純正足回りが多数出品されています。

これはやるしかない。

購入したもの

少し調べた結果、JB23にはJB64とJB74も無加工で取り付けできるみたい

相場はJB64ジムニーのものより

JB74ジムニーシエラの方が安かったので

今回はジムニーシエラの純正足回りを購入

これは新車外しのもの。

ショックアブソーバー4本

ショックアブソーバーの写真1
ショックアブソーバーの写真2
ショックアブソーバーの写真3

スプリング4本

写真は新旧比較のやつ

新旧スプリングの写真

ショックアブソーバー4本

スプリング4本

全部合わせて4000円で購入

お得すぎて笑える。

使用した道具

工具の写真
2枚目の工具の写真

今回の記事はフロント交換だけですが

写真の工具は前後交換で使用したものを記載しています。

リアで使用した工具は太字にしてあります

  • コンビネーションレンチ10ミリ・14ミリ
  • メガネレンチ10・1217
  • モンキーレンチ
  • プラスチックハンマー
  • ラチェットレンチ17ミリソケット
  • ロッキングプライヤー
  • スプリングコンプレッサー
  • 十字レンチ
  • パンタジャッキ
  • ウマ

作業時間は前後合わせて3時間程度

素人なのでゆっくりやっています

たぶんプロなら1時間掛からないでしょう

イメージだとすごく大変そうですが

外すところは案外少ないです。

また間違った整備もしていると思うので

参考程度にお願いします!

まずはリアから交換

ジャッキアップしている写真

フロアジャッキなんてものはないので

パンタジャッキで頑張ります。

リアの取り換え作業はタイヤは外さなくてもできると思います。

筆者はタイヤを付けたり外したり余計なことをしてしまっていますが、気にしないでください。

注意事項として、

ジャッキアップはアームではなく

フレームに掛けます

そうしないとホーシングが下がりません(一敗)

下側のボルトの写真

ジャッキアップができたら

まずはショックアブソーバーの下側ボルトを緩めます。

17ミリです

ボトル少し緩めたらデフ玉にジャッキを掛け直します。

ジャッキ上げたり、下げたりしてボルトがスムーズに抜ける位置を探ります。

うまくいくと長いボルトが抵抗なく抜けます。

ボルトを抜いている写真
ブッシュはボロボロ
ショックアブソーバー下側の写真

ショックアブソーバーの下側が外れました。

次に車体の下に潜り込んでショックアブソーバー上部

同じく17ミリのメガネレンチでボルトを外します。

力が入りにくいところですが頑張ります。

工具を掛けている写真

筆者は前日にラスペネを吹いておいたおかげか特に苦労することなくボルトが緩みました。

ボルトの位置の写真

安全に作業するために

ウマを掛けているとはいえ車体の下で作業するのは危ないです。

万が一に備えタイヤを車体の下に入れてやりましょう。

素人作業は怪我が一番怖いです。なにか作業をするときは安全が確保できているか確認しながらやりましょう。

ホーシングを下げる

ショックアブソーバーを外したらデフ玉に掛けておいたジャッキを下げていくのですが

ブレーキホースの位置を確認し、注意しながら少しずつ下げます。

筆者はロングブレーキホースに交換済なのでブレーキラインの心配はないですが

ノーマルだと最悪千切れます。

ジャッキを下ろしている写真

ですが念のためフレームに固定されているブレーキラインを外しておきました。

両側とも12ミリのボルトです

ブレーキホースを固定しているボルトを外す写真
アップの写真

引っ掛かりがないか確認しながら下げていくとあるタイミングでスプリングが勝手に取れます。

ただ単に載っているだけ。シンプルです

スプリングが外れた写真

外したスプリングは問題なさそうです

この車体はスズキスポーツのスプリングでした

たしか純正よりすこし長いはず。

スプリングの写真
運転席側が若干長い

スプリングを押さえている上部を見てみます

マウントの写真助手席側
助手席側
マウントの写真運転席側
運転席側

運転席側は腐っていました…

ショッキングな光景です。

錆びの原因は穴の閉塞によるものですね

水分が抜けなくてボロボロになってしまったようです…

錆で詰まった写真

これはフレームの腐りなのでどうしようもない…

とりあえず清掃して穴を貫通させておきました。

そして外した部品を観察してみます

新旧ショックアブソーバーの写真
下部の写真

カラーの内径も同じらしいです

けっこう進化している感じがします

いままでついていたショックアブソーバーは無残な姿です。

下部の写真アップ
上部の写真

手で縮めてみるとやはり古いほうは

軽い手応えでショックは抜けているみたいです。

とっくに交換時期は過ぎています。

スプリングも見てみます。

新旧のスプリングの写真

ジムニーは運転席側のスプリングが少し長いです。

腐食なんかもないのでこれはメルカリ行きですね。

相場は以外と高いっぽい

スプリング4本で1万くらいになりそうです

今回の部品代を余裕で回収できますね。

JB74のスプリングから取り付ける

新しいスプリングを取り付けている写真

ホーシングが下がっているので簡単にスプリングが入ります。

スプリングは上下がありますが観察すればわかると思います。

スプリング下側はマウントの段差に合わせて取り付けます。

端面の位置の写真

反対側も同じようにスプリングをセットしたら

ショックアブソーバーを取り付けていきます

まずは上部のボルトから仮締めしておいて

ジャッキを上げていき、下側の穴の位置を合わせて長いボルトを取り付けます。

同時にスプリングも上部のマウントの位置が合っているか確認しましょう。

ショックアブソーバー取り付けの写真

ショックアブソーバーの上下ボルト4本を本締めしたら

ウマを外して車体を地面に接地させます。

そして必ず1G(車体の重さが載っている)の状態でもう一度本締めします。これ大事。

外したブレーキホースを元に戻してリアは取り換え完了。

車体をゆすってみて異音などがないか確認します。

取り付け完了の写真

終わってしまえば簡単ですよね。

ショックアブソーバーのボルト4本

ブレーキホースのボルト2本を外すだけの作業です。

JB64でもJB74のスプリングどちらでも

リアの車高の変化はないそうです。

 

フロントを交換した記事はこちら↓

交換から1年以上経過

まったく問題なく走行できています。

タイヤ交換のタイミングでボルトの増し締め、目視での点検をしています

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