ジムニー(JB23)

【ジムニー】ロングブレーキホースに交換

はなまる

本来は完全インドア派の筆者が地元山梨で趣味のアウトドアを楽しみながらジビエ料理店の開店を目指しています。カメ五郎氏に影響を受け2020年に銃とわなの狩猟免許を取得した新人ハンター。サイト名にもなっている「はなまる」はレミントン社のショットガンであるM870をもじったもの

お久しぶりです。はなまるです

足回りリフレッシュの前作業としてブレーキホースを交換します。

純正より50ミリ長いものになります。

メルカリで2000円で購入

メルカリヘビーユーザーはなまるです。

用意したもの

ブレーキフルード・ワンウェイバルブ・銅ワッシャーはモノタロウで購入

今回使用した道具

使用した工具
ジャッキとウマ
  • ニッパー(クリップ外し)
  • ロッキングプライヤー(ブレーキホースを挟む)
  • 8・10ミリメガネレンチ(エア抜き)
  • 12・14メガネレンチ(ブレーキホース外し)
  • 10ミリフレアナットレンチ(ブレーキホース外し)
  • 10ミリコンビネーションレンチ(ブレーキホース取付)
  • プラスチックハンマー(クリップ外し)
  • ワンウェイバルブ(エア抜き工具)
  • 19ミリ十字レンチ(タイヤ脱着)
  • パンタジャッキ(タイヤ脱着)
  • ウマ(タイヤ脱着)
  • ラスペネ(ボルト潤滑)
  • ニトリル手袋(手の保護)
  • キムワイプ(清掃)
  • ペットボトル(フルード排出容器)
  • パーツクリーナー(清掃)

作業時間は3時間ほど

前の日にボルトにラスペネを吹いておきました。

そこまで難しい作業ではありませんが

ブレーキという最重要保安部品を触るので

すべて自己責任で。

また筆者は素人のため間違った作業もあります

参考程度に留めておいてください。

まずはジャッキアップ

タイヤを外す

ジムニーのブレーキホースは3本で

リアは運転席側にあります

そしてエア抜きは助手席側でやります。

まず十字レンチでタイヤを外し

ウマをフレームに掛けておきます。

タイヤ外したらブレーキホースラインの確認

ホースのライン

①の下流側から外します。

ここはフレア接続で素材が真鍮のため非常になめやすいですので

10ミリのフレアレンチで緩めます。

接続を少し緩めたら

ホースを固定しているクリップをペンチで外します。

クリップの位置

②の上流側も同時にやっておきます

手袋で手の保護を忘れずに

ナットのアップ

ナットを緩めていくとフルードが出てきて焦りますが

落ち着いてやります。

レンチで緩める

ロッキングプライヤーを挟めばフルードが

延々と出てくるを防げます。

ホース交換前提の荒業です。

ホースを摘まんで止める

①の下流側を完全に取り外して

新しいブレーキホースを取り付けます。

外した時の締め付けトルクより気持ち強めに締めます。

外れたところ
新旧比較

②の上流側を外します。

ここからはフルードがいっぱい垂れますが

焦らず正確に新しいブレーキホースを取り付けます。

緩める作業
新しいホースを取り付け

ナットの締め付けが終わったら

外したクリップをもとに戻します。

ここは固いのでプラスチックハンマーでしばきます。

フルードが付着したところは塗装が剥げるので

水やパーツクリーナーで落としておきます。

水であらいながしているところ

エア抜きは最後にまとめてやるので

次はフロントの助手席側をやります。

ホースの位置を確認

基本は先ほどと同じ作業ですが

ナットを緩める前に②の上流側のナットの位置を確認します

ボンネットを開けて覗くとこんな感じ

ボンネット上から

奥まった位置にあり作業がやりづらいので

冷却水タンクを上に引き抜いて外しておきます。

ナットが見えるように

タンクを外すと作業しやすくなります。

そのままでも作業できるかもしれませんが

ここはフルードが垂れまくるので外すのがいいでしょうね。

次に①の下流側ブレーキキャリパーのボルトを緩めます。

14ミリのメガネレンチを使います。

工具で緩める

緩めたらまたホースをロッキングプライヤーで挟んでおきます。

プライヤーで挟む

ここは銅ワッシャーが使われています。

再利用すると漏れの原因になるので

新品を使います。

フロント左右で4枚使用します。

同じサイズのものがモノタロウで買えます。

ワッシャーの写真

こんな感じでセットしボルトを締めます。

写真はボルト入れている向きが反対です。

これだとホースがタイヤ側に出てしまいます(一敗)

仮組した写真

②の上流側は焦りすぎて写真撮ってられませんでした。

ボンネット内からレンチで締めこむので

新しいブレーキホースをタイヤハウス側から

うまく差し込んでからクリップを刺して固定しておくと

供回りせずナットを締め付けれると思います。

早回しのために10ミリのスパナを使いました。

本締めは10ミリフレアナットレンチで

ボンネット内の写真
ボンネット側
タイヤハウス側の写真
タイヤハウス側から見た写真

取付完了

取り付け終わった写真

取付が終わったら早めにタイヤハウスと洗います。

ボンネット内はパーツクリーナーでやりました。

清掃している写真

最後はフロント運転席側です

今までの中では一番簡単なので省略

ラインの確認
取り付け完了の写真

ブレーキホースにゆとりができていますね。

さて

いよいよエア抜きです。

リアの助手席側からやります。

ブリーダーバルブの写真

タイヤ外さなくてもできます

リアは8ミリのメガネレンチで緩めます。

ワンウェイバルブを繋いで

ペットボトルに差し込みます

ホースは抜けやすいのでインシュロックなどで締め上げましょう

エア抜きセット

エアは上に上るのでペットボトルはなるべく高く設置

ブレーキフルードを補充しながら

ブレーキを踏んでエア抜きします

ブレーキフルードを足している写真

ブリーダーバルブを緩めすぎると

エアを吸ってしまうのでほどよい緩め加減で。

エア抜き作業の写真

フロントはハンドルを切っておくとアクセスしやすくなります

フロントのブリーダーバルブは10ミリ

最後に運転席側をやります。

エア抜き作業中の写真

窓とドア開けて直接見えます。

けっこう念入りにやっときました。

テスト走行

締め忘れがないか

車両を一周回って確認します。

タイヤを取り付けたら敷地内でブレーキテストします。

マジで怖かったですがブレーキ効きました。

とりあえず大丈夫そうなので

公道で試験走行。

これも大丈夫でした。

ほんと生きた心地がしませんでしたよ。

そして次の日になったらフルードが漏れていないか確認しておきました。

次回はいよいよショックアブソーバーとスプリングを交換します!

-ジムニー(JB23)
-,